転職する人だけではなく、全てのビジネスマンに読んでほしい1冊。
- どんなキャリアを歩めばいいのだろう?
- このまま今の会社にいていいのかな?
- このまま今の仕事を続けてていいのかな?
『転職の思考法』を読むことで、こんな悩みに対する答えを見つけるためのヒントが見つかります。
実際に、ストーリー性の構成になっているので、話の中に入り込みやすく話がスッと入ってきます。
この記事では、
『転職の思考法』を読むことによって得られる思考法のヒントを与え、
実際に『転職の思考法』を読みたくなるような言葉を紹介していきます。
読み終えた頃には、きっと読んでみたくなる、そんな名作品です。
ではいきましょう。
Contents
読む目的
- 転職する際に気をつけるべき点を学ぶ
- キャリア形成の観点から、身につけるべきものを学ぶ
- 転職する理由、軸を確かなものにするためのヒントを得る
メモ
・「いつでも転職できる状態」が転職市場で価値のある存在
・給料は自分という商品を会社に売り、会社がそれを買う取引の中に発生している。
・マーケットバリュー(市場価値)の測り方は、①技術資産②人的資産③業界の生産性で決まる
①技術資産は「専門性」と「経験」で他の会社でも生かせるもの
→自分なら、
・「専門性」:法人営業と法人向け新規開拓
・「経験」:教育担当、人材業界の経験・20代は「専門性」、30代は「経験」をとる。当然、専門性のある人のところにチャンスが回ってくる。早くから専門性を高めることが重要。専門性は学べば誰でも取得可能だが、経験は汎用性が高くない=差別化しやすい(その人だけのもの)
②人的資産=人脈
③業界の生産性=平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているか。
▶︎給与に直結している。場所を間違えると勝負できない。・仕事には明確に賞味期限がある。そして代替が効かないものがニッチと呼ばれ、いずれそこには人が入り、そしてそこもいずれシステムに入れ変わる=「生まれ変わる」
・商品を売るために小さな嘘をつく、これが始まると、やがて自分の心を嘘に合わせるようになる。
・会社という、もともと他者が作り上げた船に乗っておきながら給与や条件の文句を言うのは間違っている。自分で稼ぐ力を身につけるしか生き残る術はない。
・10年前と同じ顧客に同じサービスを売っている会社はまずい。
・価値のあることとないことは長い目でみると逆転する可能性がある。
・ポジショニングは思考法によって変えられる。
・有効な逆質問、
「どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているのか」
「今いちばん社内で活躍し、評価されている人はどんな人物か、なぜ活躍しているか」
「同じように中途で入った人で、今活躍している人はどんな部署を経て、どんな業務を担当しているか」・選択肢を失った瞬間、仕事は窮屈になる
▶︎選べる状態にあることが最も理想的状態・世の中の人は大きく2つに分類される。
→to doに重きをおくか、beingにおくかの2タイプに別れる。beingとは状態。自分がどんな状態でいたいのかということ、99%の人間がこれをもつ。
▶︎しかし、実際に、多くの人がまず初めに心から「やりたいこと」を探してしまう。まずは自分がどんな姿、どんな状態でありたいかを知る。・beingの人間にとっては、自身のマーケットバリューを高めて、自分に嘘をつかないようになることが重要。
→結果、嫌いな選択肢を選ばなくても済むようにすること、“在り方”を好きになれること。・緊張と緩和のバランス
・ストレスを感じないことを見つけてみる
→好きなことに通じる可能性が高い。・自分に「キャッチコピー」をつける/「ラベルをつける」
→なにができる存在か?・会社に本当に必要なのは、神輿をかついでいる人材。長年在籍しているものの、そこにぶら下がっている人ではない。
学び・気づき
転職で成功するためには、まず自身のマーケットバリュー(市場価値)を高める必要があります。
すぐに転職を考えてい人材、ゆくゆく転職をしようと考えている人材、全員に共通してポイントになるのがこのマーケットバリューの高め方です。
マーケットバリューを確立する
そのための3ステップが以下です。
②人的資産をつくる
③業界の生産性を高める
特に、①の技術資産をつくるためには、“年代ごと”に求められるものが異なります。
→20代は「専門性」、30代は「経験」。経験はその人だけのものです。
例)・エンジニアとして企業のHP制作担当、約30社の案件対応経験
・コンサルタントとして組織開発や人材開発に携わり、年間平均売上を200%以上上昇させる
・社内表彰制度で2年連続MVP獲得、史上最速のマネージャーに昇進 など
仕事には明確な「期限」がある
時代の流れを読み違えてはいけません。
今、ニッチな領域は何か?確かに必要とされるポジションは何なのか?を考えて、正しい業界に参入することが重要です。
To DoなのかBeingなのか?
結論、世の中の99%の人がBeing型と言われています。
つまり、この世のほとんどの人が「何をしたいか」よりも「どうありたいか」を重視しています。
あなたは自分が「どうありたいか」を自分の言葉で表現できますか?
ごく一部の、「自分は絶対にこれを成し遂げるんだ」「ここ(目標)に到達するためだけに生きている」という明確な目標を持っている人以外は、自分のありたい姿に思考を巡らせる必要があります。
ネクストアクション
▶︎3月は、毎日15分は今後のキャリアについて考える時間、自分の願いに対する理解を深める時間をとる。
ちなみに、20代の方でキャリアについて悩んでいる人は下記の本もおすすめです。