【貧乏はお金持ち】#8

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Contents

読む目的

  • お金の仕組みを知る
  • 正しい金銭感覚を身につける
  • そもそも「貧乏とはお金持ち」の意味を知りたい

 

 

内容

・私たちがお金を獲得する方法
資本を市場に投資し、リスクをとってリターンを得る。

・働く能力=「人的資本」。人的資本を労働市場に投資して、給料というリターンを得ている。

・人的資本の最大化=単なる稼ぎの最大化ではなく、その人にとっての満足度。

・「マイクロ法人」を作れば、ビンボーになり、それがお金持ちへの第一歩にもなる。

・解雇規制が強いことによって、容易に社員が雇えなくなる。=雇用率が低くなる。海外でも解雇規制の強化は雇用率の低下をもたらしている。

・日本の働き方をアメリカと比較する。
→臨時社員(非正規労働者)の数がほぼ同等(300万人前後)なのに対し、フリーランスやマイクロ法人割合がアメリカの5%にしか満たない。

・人格は法人に乗り換えることができる。人的資本が貧弱な場合でも、別人格(法人)に取り換えることで見え方が全く異なる。同じヒトでも、法人になると見え方が変わる。

・株式会社の起源は、1602年のオランダ東インド会社にまで遡る。ヨーロッパの商人が当時貴重な香辛料を求めてアジアに航海にでた。そこで必要な資金を募る。損失の上限は出資金までと定めることで、不安定な航海でも資金の調達を可能にした。

・マイクロ法人にする意味は、個人(無限責任を負っている)は死ぬまで借金を払い続けるリスクがあり、法人(有限責任)の責任は、出資金のみに限定される。

・有限会社は藤本を調べる必要がない。合同会社は設立費が抑えられる。

・BSとPLの関係。基本的には、BSの資産が増えるか負債が減ればPLの純利益は増える。そしてBSの資産が減るか負債が増えればPLも純利益は減る。

・フリーランスは自身で納税をするわけなのだが、青色申告と白色申告がある。正規の申告方法は青色申告だが、所得合計が300万以下の場合、記帳の義務が免除される。帳簿も領収書も必要なく、収支内訳書に書かれた金額が真実かどうかも調べようがない。

・アカウンタブル=説明。基本的にはアカウンタブルでないことをしなければ真実を問われることはない

・事業所得は給与所得を損益通算することができ、収入よりも経費が多い状態にすることで節税を図った人がいた。ポイントはその副業やら趣味が「事業」と認められることだが、これは今はかなり厳しくなっており、税務署での説明が必要。細かい項目に沿って事業と認められないと、雑所得として申告するよう求められるようになる。

・金融の本質には、「現在が最も価値が高い」ことを認識しておく必要がある。利子は価値の高い現在を価値の低い将来を交換することの代償と捉える。

・人がその人を信じる材料として最も重要なのは、「過去の実績」。お金を借りるにしても、全く借りたことのない人と今まで借りてきてきちんと利子まで返済してきた人とで信頼は同じではないむしろお金を借りて返済してきた人の方が信頼が高くなるケースがある。信頼を利子で買ったのだ

・自由とは何をしてもいいということではない。自由と責任は一対で、人は皆選択の結果に対して責任を負わなければならない。これは人が尊厳を持って生きるためには、自分の行為に責任を持つ必要がある。しかしこの責任の問いを許さない人がいる。
→こういう人は決まって国家や資本主義を批判する。これに国家は便乗し、肥大化しようとする。国家が強大化すれば私たちの自由は奪われていく。自己責任は自由の原理。これを否定するなら無責任か連帯責任しか残らない。

・解雇も自由にして競争できるようにすべき。

 

気づき・学び

  • サラリーマンは思ったより多くの税金を搾取されている。(というよりは国の仕組み的にそうせざるを得ない)
  • 節税をする方法はある。すでに欧米ではマイクロ法人化の動きが盛んになっている。
  • 自由には同時に「責任」が伴う。それが人が尊厳を持って生きるということにつながる。
  • サラリーマンを続けることで自分の理想は実現できない。今、会社で働けることに感謝し、働きつつ自分の力をつける必要がある。

 

ネクストアクション

  • BSとPLの理解を深める。
    →「ITパスポート(国家資格)」の取得をする

 

  • 今、できることに全力をかけてのぞむ
    日々の勉強・ブログ執筆など

 

 

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