成り上がり

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Memo

こんな、何もかもが確立されきったような世の中で、成りあがりなんて……せめて、やってみろって言いたいよ。

我慢て、最高に大事なテーマらしい。

キザな言い方だけど、これ、人生なんだろうなあ。いいんだよ。オレは勝ってきた。一個ずつ、一歩ずつ勝ってきた。それが、もしかすると、オレを孤独にしていくのかもしれない。

書道の先生がいまして……教える。必要なし。商売だもん、そう思う。金儲けに塾やってるだけのことなんだって。  オレは、そう思う。紙買ってスミ買って、書けばうまくなるよ。ほんとにやりたいやつはうまくなるって。

大工になる。音楽家になる。レーサーになる。野球の選手になる。プロレスラー、ボクシング……これは、いまの文部省のカリキュラムでは教えてない科目なんだよ。

自分に合ってるかどうかが  才能ってことだ  学校の勉強は役に立たない

人間て、食べること寝ることのつらさより、暗い明日のことを想像するつらさのほうが、大きいと思うんだ。

でもさ、人間は、ある程度キツイ目にあわなきゃいかんのよ。萎縮しちゃうやつもいるけど、バイタリティになる。なにくそ、冗談じゃない。そう思えるだけ、オレは幸せだったかもしれない

どういうことかって言えば、安心したいがために、行動する。だから、行動が早い。  自分で、いろいろ分析してみたよ。どうしてもダメだとわかった

レコードをつくる。曲をつくること。これがひとつ。  **ステージ。**全国百からのステージ。全力投球。地方のファンに、東京と同じに汗をかいた矢沢を見せてやる。  そして、ファミリー。家族と、仲間たち。  この三つだけ。オレが最低限大切にしなきゃいけないのは、これしかない。  残りは、この三本柱のためになることなら、やる。

ある程度やってるやつは、何か共通点がある。自分が、最も本気になって全力で燃えるものは何か、知ってると思う。 「ヘイ・ベイビー」ってカッコつけてても、なにか一本他人に認めさせるものがあればいいって……。思うよ。

そこまで認めさせるには、てめえが、自分の道のほうでガンガンやらなきゃダメなんだ。  ポーズだけでワオワオやれると思ったら大間違い。原宿十回行くとこを、一回にしな。それ以外は曲書いて、ツアーやって、ガキがいないとこでナオンとコオマン決めて。  カッコよくいこうよ。

金は稼ぐよ。金稼ぐためには、いいものを作らなきゃ。いいステージをプレイして、認められなきゃ。

安心してるためには、行動して裏付けをとること。何回も言ってるけど、これがオレのやり方なんだよ。

オレ、二番嫌い。一番ならなきゃ。一番二番の一番という意味じゃない。てめえに、ホントに落としまえつけたいと思ってるんだ。自分の背景に落としまえつけたいと思ってる。

「オレ」なんだ、まず。  オレの「オレ」との闘い。

おまえ自身に負い目がなくって、自分で、てめえの手でメシを食ってるんだという誇りを持つことだ。

何が残されてるかって言ったら、攻撃するしかない。  確立の中を攻撃しろ。それも、負い目がないようにな。負い目がないという前提のもとで攻撃するしかない。

ハートで汗をかいているかどうか。

自分の目指すものを、自分で定めて、執念を燃やす。力を貸してくださいって言う前に、おれの欲望を百パーセント確信する。それを具体化していく。

おまえはホントに何が歌いたいんだ。その問いにおれは答えている。

人間の一生はトーナメント戦じゃない。勝ったり負けたりを繰り返すリーグ戦だ。敗れっぱなしなんてない。親父も負けた。いいよ、中盤戦から盛り返せよ。逆転しろよ!

 

 

得たもの
  • 音楽教室 ー必要ない
  • コーチングを習いにいくこと ー必要ない
  • 営業習う ー必要ない
    • それより前に、本気で実践を積め。自ら機会を作り出せ
  • 今の仕事、、、クライアントは俺に何を求めて発注している?何の価値を見出している?
    • それを把握して全力で仕事する
  • きつい目にあって、バイタリティにする
  • 「オレとの戦い」
  • ハートで汗をかこう

 

ネクストアクション
  • 実践を積む。残り期間、実践で勝負する。

 

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