「キャリアアップよりも大事なのは、自分のストーリーを生きること」
この言葉に惚れて読みました。
人生において何を成し遂げたいか。
この問いについて考えている人には、是非読んでほしい一冊です。
✔対象者
- 自分の人生を生きたい
- 好きなことで人生を生きたい
Contents
読む目的
- 「自分の人生」を生きるためのヒントにしたい
- 「好きなことで生きる」ために何をすればよいのか知りたい
メモ
・好き嫌い、合う合わないはすぐに感じることができるだろう。しかし、現代は「正解のない世界」である。
・世界は、「正解かどうかはわからないけど、自分はこうすべきだと思う」という意志がなければ、変えることはできない。
・正解なき世界を生き延びる方法は2つ
①人口動向などの「確実に変化する外部要因」を押さえておくこと
②「正解は分からないが、自分はこうすべき」という意思決定ができること
・正解を探すのではなく、選んだ道を正解にしていくこと。キャリアではなく、自分のストーリーを生きること。
・変化の激しい時代で大事なのは、未来予測ではなく、事実を押さえること。それはつまり、情報を自分ごととして捉え、咀嚼し、それに対応すること。
・日本の産業の7割がサービス。
・80歳まで働けるスキルとは何か?「人口が減り、長く働く時代になる」ことは確実に押さえるべき外部要因。
・唯一無二のスキル × 「複数のスキルを持つ、新たなスキルを獲得し続ける」姿勢
・10人の中で1番になり、3つ掛け合わせることで1000人のうちの一人になる
・自分の過去を正当化するために、未来の道を選択することは危険。長く続かない原因になってしまうかもしれない。
例)司法試験に落ちまくっているけど、法学部で3年勉強したから、何度もチャレンジして弁護士にならなきゃ
・「個人の力」は過去ではない、自分の価値観にある。個の力を持つためには、「自分の価値観」を持つこと
・これから重要な能力は、自分で目標を設定し、自分で課題をも見つける能力。
・「個人の力」をつけるための三代要素。
①スキル…複数スキル、スキルのアップデート
②価値観…自分だけの価値観を持つ
③セルフリーダーシップ…個人のシステムを作り、他者を協働する
・その仕事で「自分の心」は満たされているか?
→稼げるスキルは稼ごうとしないことで手に入る
・「なぜ働くのか?」という問いに答えられない人は、自分のスキルや価値観がわかっていない。
・「自分らしさ=人と違うこと」ではない。「人と違っていること」がゴールになってしまうと、自分らしさを見失う恐れがある。人と同じだろうと、違うことだろうと、「自分がいい」と思うことをやる必要がある。
・それが最高かどうかで選択するのではなく、その時の価値観で「いいな」「好きだな」と思ったことをやる。そしてそれを最高の選択にする。
・鉄のルールは「どんな仕事でも本気でやること」
・勉強会は参加するより、主催する方が、より早く、より質の高いインプットになる。自分自身が「ハブ」、幹事になる。
・「一人一人がどういう人生を歩みたいのか本気で考えなければいけない」
▶メンバーの全員が自分の人生に本気で考える状態になっていくことが、「ティール理論」にも基づいている。
・慣性の法則は「人の動き」にも通ずる。動いている時は動き続けようとするもの。若いうちに多少無理しても、動き続ける体力がある。
・人の役に立つことができれば、どこでだってサバイブすることができる。
・長い期間、興味のない苦手なことを克服しようと働けるか?目の前の「面白そうだ」と思うことに本気で取り組むことで、それが新たなスキルになる。
・「心を満たすことは何か?」
「好きで楽しいことは何か?」
「人やコミュニティーに貢献できるスキルは何か?」
「自分はなぜ働くのか?」
・自分が社会に関わっていると言う感覚がないと、何かあった時にすぐ人を責める。自分は影響を受けるだけの小さな存在と示してしまっているようなものである。
→全て「自分ごと」として捉えられるかどうか?
・正解のない時代に、自分のストーリーを生きられることが素晴らしいこと。
・「働く理由」は自己実現と社会実現。
作者
株式会社ココナラ代表取締役社長
1975年生まれ。名古屋市出身。慶應義塾大学を卒業後、1999年、住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2004年に企業買収ファンドのパイオニアであるアドバンテッジパートナーズ入社。
2009年には英国オックスフォード大学経営大学院(MBA)修了。
MBAを取得し、現在は起業家。
気づき・学び
- 正解のない中で生きのびるため、最も重要なことは正解かどうかはわからないけど、自分は「こうすべき」という意思を持ち、自分の人生、自分のストーリーを生きるということ。
- 大事なことは、
・情報をすべて自分ごととして捉えること
・自分の能力、自分の価値観は何であるのかを明確にすること - 一人ひとりが自分の人生をどのように歩んでいきたいのか、本気で考える必要がある。そしてこれを本気で考える人が多い組織こそ、最強の組織。
ネクストアクション
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