【徹底レビュー】『キングダムで学ぶ最強のコミュニケーション力』#24

Books
Books Life&Fitness

今回は名著中の名著を紹介します。

この本は大人気漫画『キングダム』を参考にしたビジネス書・自己啓発書です。

 

『キングダム』は日本で多くのファンを抱え、最も人気な漫画の一つでもあります。それも大人から子供まで、年代を問わず愛されています。

そんな大人気漫画を「コミュニケーション」に特化して解説したのが、こちらの本です。

 

 

組織の中で働くビジネスマンはもちろん、何かしらのコミュニティに属する現代の私たちにとって必須となる一冊です。

 

  • 人間関係に悩んでいる。
  • 良好なコミュニケーションをとるって難しい。

 

これを書いた「馬場さん」という方は、プロコーチであり、コミュニケーションのプロでもあります。上のような悩みを解決することはもちろん、人として大事な能力を学ぶことができます。

私はこれを読んで、対人の接し方にも変化を起こすことができました。

 

こちらは、こんな人に向けて紹介したい本です。

✔️本記事の対象

  • 部下のマネジメントに悩んでいる
  • 後輩との接し方に悩んでいる
  • 目上の人への接し方に悩んでいる
  • 人間関係を上手に築いていきたい

 

本を読み終えて、アクションにつなげることができれば、あなたは「コミュニケーションのプロ」になる道を歩むことになります。

ではいきましょう。

 

Contents

読む目的

  • 話の上手な人になりたい
  • 日常での対人コミュニケーションに活かしたい
  • 『キングダム』のなかにコーチングの要素がどのように使われているか

 

メモ

コミュニケーション力の高い人
→また会いたいと思われる人、あの人のために頑張りたいと思われる人

・そのために必要なこと
①人を「好き嫌い」「上下」で区別しない
②「良し悪し」「正否」で判断しない
③感情コントロールが巧みで、言動に安定感あり

・人は前頭葉で問いを作り、側頭葉から情報を引き出す。セルフの場合、同じ問いを投げかけても、同じ情報しか引き出されず、行動が変わらない。なのでコーチから前頭葉の代わりに問いかけをもらい、行動変化のスピードを上げることを目的としている。

・コーチングはスキルだけでできるようにはならない。「絶対的な信頼関係」が求められる。そのために優れたコミュニケーション力が必要。

「天下の大将軍になる男だ」(主人公の有名な自己紹介セリフ)
→最高の自己紹介。大前提を作ったもの勝ち。なり切ることで大きな夢は応援される。

・「長期の視点」→大局から、今自分がどんな位置にいるのかを見つめる。

「信念」には、批判があっても貫ける覚悟がある。決めつけには、他人の評価に左右されてしまうなど、深くない理由に基づくことが多い。

・物事を正義か悪かでジャッジしない。
→真に優れたコミュニケーション。

「オートクライン」…コーチング用語。クライアントが人に話した声を自分で聴き、自ら考え、自己検証していくこと。コーチングの基本は、相手に自分の声を聴かせることにある。
▶︎優れたコーチは自分の意見やアドバイスを挟まず、オートクラインを促すことができる。

・コミュニケーション力の高い人=自分から人に影響を与えようとしない+自分のための会話をしない

・愛しい人をジャッジしていないか?距離の取り方に悩むとき、目線を相対するのではなく、「横並び」になってみよう。

・No2の経験無くして、No1にはなれない。

・自己認識力とは、謙虚さの現れで、より高くより遠い場所から自分をみて、「俯瞰」の視点で見ている。

・第六感は「今」、第七感は「ひらめき」=「未来」に向けられている。

・器が大きく、みている景色が広いほど、自分の姿は小さく見えている。

・「敬意」の視点。相手が大切にしているものに敬意を払う

・ボクシング井上尚哉の強さは、「客観的」に自分を見れる視点。

・半分合っていて、半分間違っている。
→相手への配慮をした表現。完全否定はしない。

・人に優劣はないが、視点の数に差はある。視点の数が増えるとコミュニケーションも向上する

・お腹の空いている人に、
魚を与える=短期の視点の優しさ
魚の釣り方を教える=長期
魚の釣り方を教えてと本人が言うまで待つ=敬意の視点の優しさ

・褒められたことのないところを褒める→想定外の視点を与える

最強の質問=その人が無意識に守っていることを気づかせる質問
→それは「決めつけ」の裏側にあることが多い

・なぜ?の質問は責め、窮屈感がある。何、誰がポイント。
「あなたが1番認められたい人は誰ですか?」

 

学び・気づき

  • コミュニケーションの上手・下手は、「視点の数」に左右される
  • 物事の捉え方、見方、“見え方”がとても重要
  • 何を見ようとするかで、その人の行動や思考にも影響されていく

 

視点の数だけ、自分の幅が広がることは確かです。自らの可能性を広げていくには、いろんな角度、いろんな視点の位置から物事を捉えていく必要があるのです。

 

「決めつけ」にもヒントがあります。その裏側に、その人の本当に大事にしているものが隠れている可能性があるそうです。これは、コーチとして動いている人にとても有益な情報かもしれません。

 

あなたも普段、「決めつけ」ていることはありませんか?

 

ネクストアクション

✅自分の現在の立ち位置を「俯瞰」して見る

✅「俯瞰」された自分がどのように写っているかを書き留める

 

 

コーチングの受講も受け付けます!⬇️

下記フォーマットからお申し込みください。

お問い合わせフォーム

 

タイトルとURLをコピーしました