注目の“インプロ”がビジネスで導入される理由〜インプロとは何なのか?〜

Life&Fitness
Life&Fitness Work

先日、興味深いワークショップに参加しまして、面白い体験でしたので記事にします^^

 

今回の記事はこんな人におすすめの内容です。

 

【対象】
・インプロのこと知りたい人
・企業研修のマンネリ化に悩んでいる人事
・自分の知見や視点を広げていきたい人

 

紹介するものは、もともとは子供向けに開発されたサービスですが、
ビジネスの世界に生きる大人にこそ必要な内容となっています。

 

なぜなら、多くの方が
「久しぶりに頭を使った」
「こういう環境で学ぶ機会が少なかった」

と言葉にしています。

 

ぜひとも、多くの大人に体験してもらいたい内容です。
※念の為、事前にお断りを入れさせていただきますと、私は業界の人でもなんでもありません。

 

ただ、受講者として体験した感想、気付きをお伝えすることができ、この記事を読むことで“インプロ”への理解、“インプロ”を学ぶ意義を知ることができます。

 

ではいきましょう。

 

 

“インプロ”って何?

 

インプロインプロと、詳しくない方にはゲームの名前か何のことかと混同させてしまったかもですが、もともとは英語から派生しています。

 

Improvisationの略で、日本語訳すると「即興」という意味です。

 

即興(そっきょう、英: Improvisation)は、型にとらわれず自由に思うままに作り上げる、作り上げていく動きや演奏、またその手法のこと。インプロヴァイゼーション、アドリブともいう。ただしインプロヴァイゼーションとアドリブを厳密に区別する者もいる。一般には、音楽・ダンス・演劇の世界において使用される語。引用元:ウィキペディア

 

 

僕がインプロを知るきっかけとなったインプロを展開している会社「IMPRO KIDS TOKYO」では、インプロのことを下記のように解説しています。

 

単語を分解して見てみると、im-(…でない)+pro-(前に)+visation(見る)で、「先を見ることをしない」

つまり、今この瞬間に在り続け、準備したものを実施するのではなく、今の目の前の相手と関わりながら一緒に予期せぬ物語を作っていく過程です。

 

いかがですか?私はこれを知った時に、「素晴らしいプロセスだ!」と思いました。

 

まずは、「インプロって即興で考えて、即興で予想もできないなにかを作り上げていくんだ」と考えてくれれば大きな相違はないかなと思います!

 

インプロによって得られるもの

 

では実際にインプロでは何をするのでしょうか。

インプロで得られることは、主に下記の4つです。

 

【インプロで得られる4つのスキル】

  • 創造性
  • リーダーシップ
  • 自己理解
  • 正直さ

 

下は、IMPRO KIDS TOKYOが展開しているインプロにより得られる相関図です。

 

 

ikt-3.png

 

 

VUCAと呼ばれるこの時代では、決まりきった正解がなく、自ら問いを作り出し、自ら正解を導き出すことが求められます。

 

もともとは子供向けにクリエイティビティや創造力を身に着けさせるためのインプロでしたが、今の時代を担う大人にも絶対に必要になる能力です。

 

※【VUCA】とは?
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を合わせたもの。変化が激しく、正解のない、今の時代のことを指す。

身につく力

上の図にもある通り、主に4つの能力が身につきます。

 

①創造性

②リーダーシップ

③自己理解

④正直さ

 

①創造性

比較的イメージしやすいと思いますが、インプロには「正解」がないので、0のもの、未知のものから答えを導き出します。

 

正解はないので、自分が創造したもの、他人と創造したもの、そのものが答えです。

 

繰り返しですが、今は答えのない時代

考えて体験して、自分、あるいは自分たちの中から、出てきた答えが重要なのです。

 

②リーダーシップ

体感した人にはわかるかと思いますが、答えのない状況はある程度「怖さ」が伴うものです。

 

例えば、「間違っていたらどうしよう」とか「こんなこと言ってもいいのかな」など。

 

誰しもが抱くことだと思いますが、インプロの場ではそんなことを気にしないような先導が求められます。この場を経験することで自ら答えを体現することができ、困っている人を先導していく力が身につきます。

 

③自己理解

何が起こるかわからない状況で、とっさに出てきたモノ。

 

これこそが自分の答えであり、ありのままの自分とも言えるかもしれません。

 

自分の行動のクセ、意思決定時のクセが明確になります。

これは「答え」がないからこそ、見つかる発見です^^

 

④正直さ

これは私自身、最も強く感じた気づきかもしれません。

 

例えば、日常の普段の会話の中で、「当たり障りのない回答をする」ことってありませんか?

 

空気を読んだり、場の雰囲気を乱さない為に、、
特に日本人はこの能力に長けてます。

 

でもそれは、「自分の本当の思い」なのか?

 

インプロでは、考える暇もなく、「即興」で表現していく必要があります。

このスピード感の中にこそ、正直さ、本当の自分が隠れているのです。

 

 

実際にやること

 

お伝えしてきましたとおり、インプロには正解がなく、何が生み出されてもいいという環境です!

 

実際に行ったワークでは、やる前はドキドキして「どんなことが正解かな」と考えてしまう自分もいましたが、「気にしなくていいんだ」と思ってからはかなり気が楽になりました!

 

ワーク例

実際にどんなワークを行ったのか、軽くお伝えしようと思います。

スクールの関係上、全てをお伝えすることはできませんが、大枠だけでもイメージしてみましょう。

 

私が体験したワークは3つです。

①ストーリー作り

3〜4人のグループを作り、自由なストーリーを創っていきます。

お題は自由で、一番に話し始めた人からストーリーが作られていきます。「むかしむかしあるところに〜」から始まり、1文ずつそれぞれが描くストーリーを口にしていきます。

もちろん、お題はその場で決まりますし、順番でどんどん回ってくるため「即興」です。

 

メチャメチャなストーリーになってしまってOKですし、実際にそうなります(笑)

でも、つなぎを意識しながら、どんな話を創っていくのか、この過程にワクワクしますよ^^

 

②解決社長

こちらも同様3〜4人グループになり、1人だけ社長役を立てます。

その社長が「なんの会社」であるのかを明確にして、その他社員役のメンバーが問題やトラブルを報告しに行きます。

例)タクシー会社の社長に向けて、社員が「社長大変です!会社のタクシーのタイヤがすべてパンクしてしまった模様です!」

 

このような言葉を得て、社長は必ず「それは良かった!」から返事を始めるというものです。

 

起きたこととしては、通常であれば何も良くないですが、笑

これもまさに即興で言葉を紡いでいきます。ポジティブな表現を最初にしてしまっているので、自然に、即興で返していく必要があるんです!

 

③エレベーターゲーム

こちらは2人1組になってエレベーターでの会話を楽しみます。

 

設定は、

「一番仲の良い社員」
「一番信頼している社員」
「足を引っ張っていると思っている社員」などです。

 

自由に設定を組み、おたがいに接していくと、即興で言葉や表情に大きな変化が表れます。

私はこれをやった時に、好きな人には目が大きくなり、反対に嫌いな人には目が細くなったりという変化を感じました。

 

実施団体

 

 IMPRO KIDS TOKYO

 

私が研修を受けた団体もこちらです。

講師の方々も心から研修を楽しみ、インプロを好きであることが感じられて、すごく良い体験でした^^

 

IMPRO KIDS TOKYO 継続クラスの様子

 

体験してみて感じたこと

結論:“面白い”です

正解のないことって最初は怖くて苦手だな、と思っていました。

 

しかし実際にやると、面白い

答えを自分なりに生み出していくことって面白いことなんだ!っていく気づきが得られました。

 

大人にこそ必要な研修

本来は子供に対して、クリエイティブ力を身に着けさせる為に広まってきたインプロですが、今、まさにこの時代に“大人”のワタシたちに必要になっていると感じます。

 

定型的な仕事や勉強時間の少ない日本人ビジネスマンにとって、「考える」「自分なりの答えを出す」ことが必要です。

 

これは“即興”であり、そして「答えが自由」である場が存在するからこそ成り立ちます。

時代の流れから、企業の導入も増えていくことが考えられますね。

 

まとめ:今、「引き合い」が増えている研修

今回の最大の気付きは、「心」と「言葉」と「体」はすべてつながっているという事実。

 

無意識的な考えの偏りを「アンコンシャス・バイアス」と呼びますが、この偏りがあると、思考や言葉に大きく影響を与えるんだなということです。

 

これからますます引き合いが増えていくと予想しています。

 

皆様も個人での体験、企業での導入を検討してみては!

 

 

タイトルとURLをコピーしました