企業に入社をして3年目を迎える年、このタイミングに何を考えますか?
様々な選択肢の一つに「転職」があると思います。
- 今の仕事で毎日学ぶことはあるけど、自分に合っている仕事なのか?
- やらなくてはいけないことがたくさんあるけど、本当に自分が望む仕事なのか?
- このまま今の会社にいて良いのか、自分のやりたいことはこの会社で成し遂げられているだろうか?
こんなことで悩む20代のあなたに届けます。
この記事は24歳、ちょうど新卒3年目を迎える著者が書いています。
✔この記事を書いた人
☆MINE
新卒で今の人材サービスの会社に入社し、多くの人の転職、キャリア選択の場に立ち会ってきました。
その中で感じたのが、特に「2〜3年」という期間は、多くの人がキャリアを見つめ直す時期であるということです。
この記事では、
・入社3年目の年が一般的にどんな年と捉えられているのか、
・転職をするにあたりすべきことは何なのか、を詳しく解説していきます。
私自身、自分が転職活動を経験するうえで、最初は5社ほど連続で選考見送りとなり、その後“やり方”を変えてから内定が増えました。
最後は3社の中からベストな選択をしたと自負しています。
この記事を読むことでキャリアに悩む人、転職を志す人のアクションが明確になり、
最初はうまくいかなくても考え方によって成果を残すことができます。
他のエージェントや企業が出さないようなリアルな情報もお届けしていきますので、ぜひ最後まで御覧ください。
ではいきましょう。
Contents
なぜ新卒入社3年目に“転職”の話をするのか
まず、新卒3年目という年が、どうやら世間的にも転職を考える層が非常に多いということもあり、その状況をお伝えします。
入社3年目に迎える“転機”
転職を考える年、そして実際に1回目の転職をする年代が最も多いのが入社3年目の年と言われています。
実際に私も3年と4ヶ月で他の会社に転職することになりました。
以下は「マイナビ転職」が実施したアンケート結果です。
出典:マイナビ転職
「とりあえず3年働いてからか?」という質問の前に、まずは「初めて入社した会社を辞めたのは、入社何年目の時でしたか?」という質問を行いました。
すると、1年目は17.7%、2年目は23.0%、3年目は25.7%という結果に。3年目が最も多く、3年以内に辞めた人の合計は、全体の66.4%にも上ることが分かりました。
厚生労働省の調査によると「新卒社員の約30%が3年以内に会社を辞めている」と言われていますが、やはり3年以内に辞めている人は多いようです。
「正解」はない
世間的には、3年目までに転職する人数が多いことがわかりました。
ここで僕の話をしておくと、実は入社前から転職を考えていました。
今の会社に入る時から、次にどんな道に進もうか考えていました。
そんなやつはあまりいないと思いますが、「この会社は2〜3年くらいでやめるだろう」という気持ちで入社をしました。
入社後1年間は本業にフルコミットしてきましたが、2年目に入る段階で、「会社にいるだけでは得られるスキルが限定的になってしまう。自分の“スキル”を身に着けたい。」と思い副業を始めました。
そしていよいよ3年目を迎えた段階で「次の挑戦」が現実化されたという形です。
新卒の3年目の僕がやったこと【5選】
ここから具体的に僕が「転職活動」で何をやってきたのか、を紹介します。
エージェントとか、人材会社のHPですと、当然ですが自社に損害のないような書き方をするので、少し現実と異なる情報もあります。
ここでは実際に、5ヶ月間転職活動をしてきて僕が感じたことを包み隠さずそのままお伝えしていきます。
✔やったこと5選
②転職サイトの登録
③圧倒的な自己理解
④自己分析
⑤自己投資
それぞれ解説していきます。
①転職エージェントとの面談
僕は主に下記5つのエージェントを利用していました。
・マイナビエージェント
・doda
・ワークポート
・紹介者の個人エージェントいくつか
最初は2〜3社のエージェントには登録しておくと良いと思います。
単純に、2〜3社に登録する=2〜3人のプロのキャリアアドバイザーと面談機会をつくることができます。
それも1回だけではなく、希望をすれば回数に制限なく(調整が必要です)利用可能です。
しかも、転職で必要な履歴書・職務経歴書などの添削もしていただけます。
私自身、何人かのアドバイザーと会話を繰り返していくうちに「自分の価値観」「転職の軸」を固めていく感覚が得られました。
✔【登録必須】大手3社のエージェントは利用価値「大」です
特に、「リクルート」「マイナビ」「パーソル(doda)」の大手3社のエージェントは最初に活用するといいです。
やはり求人数が圧倒的に違いますし、面談でも経験豊富なアドバイザーが担当してくれる場合が多いです。
上記3社の総合的な特徴として、
2、20~30代に転職サポートに強い
3、応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート
といった点が挙げられます。
そのため、「新卒3年目」にも相性が良いんです。
転職が“初めて”の若手ビジネスマンはまず登録をして面談の予約をしてみましょう。
②転職サイト
・キャリトレ
・マイナビ転職
エージェントは転職における悩みや相談に乗ってくれるメリットがあるのに対し、サイトの良さは自分自身で求人を探せる点にあります。
エージェントの利益は、あなたが転職先の企業に入社することによって、報酬を得ています。
面談は完全無料なのに、
エージェントはどこで利益を得ているんだろう。。
人材紹介のビジネスモデルは“成果報酬”となっており、
あなたが入社することによって企業から報酬が入ります。
つまり、「入りやすい」会社、すなわちそれほど倍率の高くない会社を紹介されることもあり得ます。
それに対し、自分で企業を選べるのがサイトの魅力です!
【おまけ】使って良かった転職エージェント/サイト【ランキング】
2位 リクルートエージェント
3位 マイナビエージェント
実際に、1回目の転職で内定を頂いたのはWantedly経由です。
ここから企業の“ストーリー”を見て、連絡を取り、採用フローにのせていただきました。
③圧倒的な自己理解
・メモの魔力の質問
・コーチング受ける
・自己実現コミュニティ(NewType)に所属する
・毎朝の1問1答
大学生が就活をする時によく言われることでもあります。
【まずは自分がどんな人間で、何を大事にする人間であるのかを知ること】
✔「自己」を知る
自己を知るためにすべきことは下記の通りです。
・コーチングを受けて自分という“人間”を理解する
・“問い”によって自分の想いを言語化する
▶「なぜ働くのか?」「仕事で何を成し遂げたいのか?」「自分は何者になりたいのか?」
ひたすらにこれを考え、言葉にし、口にしていくのです。
一部ですが、このくらい多くの情報量をアウトプットして紙に書き出していくと思考が整理されます。
✔中でもコーチングの成長スピードはすごい
コーチングを受けることと自己分析や紙へのアウトプットで明らかに違う点があります。
それは、ひとりでやるか、ひとりではないか、という点です。
コーチングでは必ず、コーチとクライアントの2人がいて成立します。
対話のプロセスなので、強制的に言語化せざるを得ない環境であること、コーチの“問い”によって自分の視野の範囲外で物事を見れるようになること、オートクライン(人に話すことによって、自分に意識が帰ってくる現象)が起こる、等々。
とにかく、ひとりでは追いつけないほどの速さで物事が進んでいきます。
>>コーチングの詳しい説明はこちら
④自己分析
・人間関係の棚卸し
・人への反発(=裏にあるWant to)の棚卸し
・価値観の明確化
・人生の目的の明確化
・意思決定時(=決断時)のクセを知る
⑤結果的に身になった自己投資5つ
これらは、迷いなく投資したおかげで、“結果的に”自分の実力として身につき、
さらに転職活動にもプラスに転じたモノです。
(2)読書
(3)コミュニティへ所属
(4)筋トレ
(5)朝活
(1)コーチングスクール
僕は、CTIというコーチング団体で学びました。費用は80万。
当時新卒2年目の僕には、砕けそうになるほどの額でした。
でも投じました。身を投げ打つ覚悟で。
結果、ほんとに、本当に、ほんっっとに、投資してよかったなと思っています。
この時決断したことで得られたものはかけがえのないものばかりです。
✔コーチングスクールで得られたもの
・仲間
・経験
・人生への見方
・日常への思考法
・コーチという職業
・自分という人間への理解
・コーチングというプロセルスキル
半年間のワーク期間でしたが、これのおかげで新卒2年目の年が充実していたと言っても過言ではありません。
この経験は他では得ることのできない、最高の経験でした。
✔自己理解の深まり
特に「自己理解」がめちゃくちゃ深まりました。
コーチとしてのスキルを学びにいくことが最大の目的でしたが、同志のコーチングを受ける機会も多く、自分自身と向き合う時間がかなり多いです。
ちなみに、僕の周りでコーチングを受けていた人たちは、すごい人ばかりでした。
・すでに独立しているプロコーチ
・大手コンサル会社の管理職
・大手製薬会社の管理職
・組織開発コンサルタント
・大手HR企業の人事部長
・弁護士
・フリーランサー
僕みたいなまだ2年も働いていない社会人間もないペーペーには場違いかと思うほどでした。
しかし、彼らから学ばせていただいたこと、本当に計り知れません。
最高の経験です!
(2)読書
「身になったこと」の項目で僕が読書と書く日が来るなんて思ってもいませんでした。
というのも、僕は生まれて22年間、一切読書をしていなかったからです。
それまで読んだことのある本は、少年ジャンプとマガジン、サンデー、あとはキングダムなどの人気漫画のみ。
それが、
「読書は他人が生きた人生や経験を自分が経験したかのように蓄えることができる」
ことを知ってから、月平均8〜10冊の読書を続けています。
今すぐに本を買ってください。
おすすめ置いておきます。
(3)コミュニティへの所属
僕はNewTypeというコミュニティに所属しています。
このコミュニティは、短期間で認知科学に基づくコーチングを学び、自分のゴール設定までを完了できるものです。
“仲間”を含めた頑張りの威力は馬鹿にできません。かなり自分の推進力に繋がりますよ。
ちなみに今は、毎朝6時〜朝会を行っています。
興味のある方はこちらからどうぞ。
主催者かねコーチのアカウントからお申し込み可能です!
(4)筋トレ
あまり伝えることはないです。
週4〜5で筋トレしましょう。以上です。
なぜか僕の周りには、トレーニーたちが多いので筋トレの初心者の方には、トレーナーの紹介もします^_^
お気軽にお問い合わせください。
※筋トレの圧倒的効果については下記の記事で紹介しています。
(5)朝活
まだ、朝ギリギリに起きている人には、朝の時間の有効性に早く気がついてほしい!
朝の良さはこれです。
・脳がクリア
・時間的余裕がある
夜は同僚との飲み会やら、残業やら、急なトラブル、連絡など、
予期せぬことが起こりがちです。
対して朝に飲み会の誘いがあることもなく、急な連絡もありません。
クリアな状態+時間的な余裕でアクティブな時間を過ごしていきましょう!
まとめ:まず何よりも「自分」の理解
少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
転職も「自己理解」のプロセスでとても重要な選択の場と捉えています。
僕自身、正直大学生の時にした就活のときよりも自己理解を深めたと思っています。
②転職サイトの登録
③圧倒的な自己理解
④自己分析
⑤自己投資
何より社会に出たからこそ、気がつくことがありますし、社会経験を積んでからから見えるものがたくさんありますね。
転職や未来に悩む人、ぜひ上記5つを試してみてください。