様々な心理学・心理研究を紹介。ビジネスや人間関係に活かせる一冊。
Contents
読む目的
・人の心や気持ちに寄り添える人間になりたい
・そのためのヒント、アクションプランを学びたい
内容
・心は身体の影響を受ける
→軽いものを持つと軽い気持ちになれる。重い荷物を持つと心も重荷に感じてしまうことがある。
・得意なことは周囲に見られている方がパフォーマンスがUPする。苦手なことは見られるとパフォーマンスダウンする。
・ディズニーでは「ゴミはゴミ箱に。」とは描かれていない。とにかく多くのゴミ箱を設置している。何かをさせたいならそれを言うだけではなく、そうさせるための具体的な働きかけをする必要がある。
・外見が魅力的だと評価が良くなることは実証されている
・人はただ待たされることが苦手。あとどれくらい待つかがわかれば我慢できる
・有権者は顔立ちで判断できる=人はある程度顔で判断してしまう
・単純接触効果。=相手によく顔を見せることで魅力、好意を感じる効果がある。よく顔を見せる営業が売れるのはこのこと。頼みやすくなる。
・都会の人が冷たいのは、「責任の拡散現象」が起こっているから。人が多すぎることで、誰かが助けるだろうとおいう心理が働いている。
・日本でもアメリカでも、悪いことに対して見て見ぬふりをすることがほとんど。自分一人が声を上げたところで変わらない、という心理が大きく働いている。
・不安定な世の中では離婚率が減少する。平和だと人の助けを必要としないからなのか。心配や不安を抱えている時だからこそ、人の助けや存在のありがたみを感じるのかもしれない。
・失業や景気悪化によって、星占い需要が増えた。人は何かにすがりたいという思いがはたらく。
・夫婦それぞれに家事の何%を担当しているかを聞くと100%を超える。人は自分ばかりやってしまっていると見積もってしまう。
・親の接し方が子供の人気度を決める。優しく穏やかに接するほど、人気が増える。
・悪夢を見るのは、寝る前に心配事や不安を考えてしまうから。寝る前はポジティブなことをイメージして眠るか、少し体を疲れさせてぐっすり眠るか、どちらかにするといい。
・美術の具象画を好む人は具体的思考、抽象画を好む人は抽象的思考であることがわかっている。
気づき・学び
- 人の行動には意味があり、何かしらの理由が紐づいている。
- 基本原則は、自分がやられて嬉しいことは相手もされて嬉しい。
→相手からのギブを待つのではなく、自分からはたらきかける
ネクストアクション
- 今日、寝る前にポジティブなイメージを膨らます