【徹底レビュー】『MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』#27

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「時間がないけど、有益な情報はインプットしなくちゃ、、」
「情報が多すぎて、どれが本当に良い情報なのかわからない」

という理由でお悩みの方、待望の1冊です。

 

この本を読み、アクションを実践することで、確実に今の仕事や生活の質や生産性を高めることができます。

 

実はこの本には本当に重要なことのみを集めており、頭の良い作者による選りすぐりの情報、書籍だけが紹介されています。

 

実際に私は、本書籍を読んでこの世の中に存在する“考え方”から“経営知識”について、かなり幅広く勉強になりました。

 

このまとめ記事を読むことで、本の概要の理解と魅力がわかります。

 

ではいきましょう。

 

 

Contents

読む目的

  • 経営術を学びたい
  • 組織を束ねる組織力はどのように生まれるのか

 

メモ

・「付加価値」とは「希少性」。ダイヤモンドはなくても生きられるが、高価なものである。=希少であるから高価な価値を発揮できる。

「顧客ロイヤルティ」のマネジメント。ロイヤルティとは、「絆」。顧客との絆をどのように築くか。顧客維持率が高ければ高いほど、その後3年、5年後と長い目でみて、その既存顧客からの売上が高くなる既存顧客をいかに満足させるかという戦略。

・「ジョブ理論」。「ジョブ」とは顧客が片付けなければならないこと。顧客はどんな「ジョブ(用事)を片付けたくて、そのサービスを雇用するのかを考える。ジョブとニーズの違いは、「ニーズ」は漠然としている。「ジョブ」は明確に片付けたいものが決まっている

・起業家は必ずしも発明家ではない。何か新しいことを行うことはもちろん、すでに行われていることを新しい方法で行うことも起業家既存知と既存知の組み合わせによってイノベーションを起こす

・「トヨタ生産方式」:ムダを作らない。後工程から考えて、前工程に必要な数や予測を立てる。

例えば、夕飯を作って食べようとするとき、実際の生産工程は、食材購入→料理→食べる、だが、
「食べるもの」から考えて、料理の仕方を検討→食材の購入品を決定というやり方。生産するもの、量を初めから決めきることで、ムダを省く。

「ブルー・オーシャン戦略」
→ライバルのいない市場で勝負する。顧客の立場に立ち、ライバルは見ない。

・現業界の常識となっているもののうち、何を取り除くか?
・思い切って減らすべき要因は?
・思い切って増やすべき要因は?
・まだ世の中に提供されていない、創り出すべきものは?

・「中途半端なアイデア」は出してはいけないというのは間違い。突出したようなアイデアが顧客にインパクトを与えることもある。

・利益=販売量×価格ーコスト
価格とは価値のことであり、顧客が「その価値なら払う」というのが正しい状態。「この価格でどうか?」という打診は正しくない。

・低価格戦略と高価格戦略のどちらを選択するかはとても重要。途中で路線変更することはできない。高価格でもそれに見合う価値を提供していると多くの企業が儲かっている。

パーミッションマーケティング:手順を踏み、顧客の信頼を得る。
→瞬間ではなく、プロセスの積み重ねであること、主導権は相手にあり、いつでも取り消せる。狩人ではなく、農夫のようにタネをまき、水をやるような戦略。

相互満足(WinWin)の状態を常に意識する見込み顧客の選定から始まり、バイヤーとの接点を必ず持つように心がける。発注の可能性を検証し、そして不確実要因を解消することによって受注を決定づける

・人を動かす秘訣は、「信頼」をおくこと

・業界トップを維持する超一流企業をビジョナリー(未来志向)・カンパニーと呼ぶ。共通点は基本理念を貫き通すこと。「我々は何者で、何のために存在し、何をやっているのか」が明確で、一貫している。

・「第5水準のリーダーシップ」
→「大丈夫か?」というタイプ。意見おとなしくて人前に出たがらないが、強い意志をもち大胆な判断をする

・「ハリネズミの戦略」
→情熱を持って取り組めるもの、収益をもたらすもの、自分が世界一になれる部分

・優秀な人材が能力を発揮できないのは、その人が時間を忘れるくらい熱中できる仕事がないから。

・イノベーションは計画しても起こらない。社員のあり方、姿勢によって実現する。

・企業文化を変えることと他人に認めてもらうことは似ている。まず、行動を変えること。そして「新しい行動で成果が出る」ことを認めてもらうこと。

・報酬、脅し、競争では内発的動機づけは弱まる。「自分はこれをできる」という「有能感」と「自律性」によって本当のモチベーションが生まれる。

・豊富な選択肢は必ずしもいい結果を生むわけではない。

・人生は選択、偶然、運命によって作られる。

 

学び・気づき

  • 経営に必要な能力は、組織の中で生きていく上でも重要なこと。
  • win-winの状態にあることが、関係性を築くうえで確実に必要な要素となる。
  • 全て結果の出るものは無駄が削ぎ落とされている。
  • 発明や起業は、全て新たなものの発明だと思っていた。しかし全く異なっていて、既存の組み合わせによって大きなイノベーションを起こすことができる

 

特に営業マンや社会人向けに有益な情報が満載でした。

やはり、顧客との信頼を勝ち得るには、気遣いや在り方が重要になります。信頼こそが人を動かすことにもつながってくるので、振る舞いは最高品質を保ちたいですね。

「気づかい」や「振る舞い方」について学びたい方は、下記の本も参考になると思います。

 

ネクストアクション

✅本職の営業において、「ジョブ理論」を生かした営業をする。

✅自分への「有能感」を持つために、今日「できたこと」を褒める。

 

 

 

 

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