元ラグビー日本代表のヘッドコーチ・エディージョーンズ氏。
2011年からラグビー日本代表の指揮をとり、
2015年ラグビーワールドカップでは世界的な強豪チームである南アフリカ代表に勝利した功績もある。
日本代表のラグビーを進化させ、「勝てる」チームに作り上げた。
現在は、イングランドの代表HCとなり、そのコーチング手腕も注目されています。
- 指導者の方
- マネジメントがうまくなりたい方
- リーダーとしての在り方を参考にしたい方
良きリーダーの姿とは、どんな姿なんだろう。。
- 勝てるチームの作り方
- コーチ、指導者としての心構え
- 対人と信頼を生むためのコミュニケーションの作り方
では、いきましょう。
ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」
Contents
読む目的
- コーチング的視点を学ぶ
- 「名将」と呼ばれる監督の術を学ぶ
メモ
・コーチングとはアートである。
・「コーチの仕事はいかにその人間の能力を最大限に引き出すか、それにかかっている」
・成功しているチームは例外なく『ハードワーク』をいとわない。しかしコーチはそこに“楽しむ”要素を入れてあげなければならない。
・ハードワーク+楽しさ+規律(ディシプリン)+柔軟性(フレキシビリティ)
これらは矛盾することはない。特に規律は定めるものではなく、「選手自身」のなかに宿る。・日本では監督、コーチ、マネージャーなどの役職は揃っているが、仕事の定義が曖昧。
→海外は自分がやるビジネスの範囲を明確に設けている・巨人、原監督は初対面の人にも旧知の人のように接することができる
→関わる人に「自分は必要とされている」と感じさせる能力・病気をしてから、自分が何をしたいのか、毎日5~6個紙に書くようにした
・完璧なプランは存在しない
→やりながら解決する手段をとる・起こるには勇気が必要。そしてタイミングが重要。まさにアートの領域。
・同じ日は二度とやってこない
・数字が表す結果は、時にギャップを感じるものであり、反対に大差ではないことを表すものでもある。
・ボールを持っていない選手の動き=立ち上がる速さに着目した
・自分のパフォーマンスに関して、責任を持つこと。コーチからの指示に頼らず、自ら考えて結果を出す。日本は頼り過ぎな傾向がある。
・日本の社会には「ミスをしないこと」が支配的になっている背景がある。
ミスを「間違っている」と否定してしまうとクリエイティブな発想は生まれない。
→重要であるのは、選手はなぜその決断をしたのかを考えること。
学び・気づき
▶︎その人の能力を最大限に引き出すこと。
決断に責任を求めるのではなく、なぜその決断に至ったのか、
それを一緒に考えることがコーチの役目。
ネクストアクション
✅クライアントと「ともにいる」コーチングを実践する
関わった相手に対して、
「この人と出会えてよかった」
「この人には必要とされている」
と思わせる能力は、接しやすさからもきているし、
“本質を見抜く力”でもあります。
本質を見るには、やはり相手を良く見ることです。
ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」