通販、ネットマーケティングの「最強バイブル」。
著者の加藤さんは三菱商事から大手広告代理店のアサツーディケイ(ADK)でダイレクトマーケティングに従事されていました。
この本を読むことによって、企業が自社商品の販促を高めたい、もっと企業の商品力を世に広めたいと思っている場合はもちろん、個人でマーケティングを成功させたい場合にも参考になる内容です。
当書では、「書かれた仕組みを完全に理解し実践を積むことによって、100%確実に費用対効果を上げることができる」と言い切っています。
本記事ではそのうちのわずかな概要だけを紹介していきますね!
Contents
読む目的
- 営業力を身につける
- 商品を売るために必要なことは何かを知る
- 自分自身の「販売力」を高めたい
メモ
・『3高ルール』が売上アップの秘訣
①広告で「見込み客」の集客=高いレスポンス
②見込み客を多く注文してくれる「既存客」に引き上げる=高い引上げ
③既存客に何度も注文してもらい、「固定客」にする=高いリピート・ネットのお客の特徴は、「比較検討」すること。99%以上が即購入ではなく、一度はサイトを出る。
→ならば、「無料モニター」や「500円」などで反応を図り、見込みのリストを作ることに専念する。まずはハードルを下げておくことが重要。・広告で見込みを集め、本商品購入に引き上げることを“ツーステップマーケティング”という。ワンステップよりもはるかにコスパと成約率がいい。
・ネット販売ではリピートが最重要。リピートやクロスセル(関連商品の購入を促すこと)で利益を出すモデル。5~6回目の購入から利益が出始める。早いのは、「定期コース」に申し込んでもらうこと、これが固定客化への近道。
・広告費に対する費用対効果を見ることが重要。
・クリック率が高い広告は、「特定ターゲットを狙ったキャッチコピー」が載っていることが重要である。
→「~なあなたへ」というようにペルソナを定める・ネット広告では関心の高い人だけをサイトに引き寄せることができればOK
・先が見たくなるコピーも○。
・広告からは、直接、広告専用のランディングページに誘導することが重要。知りたい欲を満たすため。いちいち企業のトップページに飛ばしてしまうとお客が離れてしまう。
・広告には、「キャッチコピー」「商品写真」「申込アイコン」を入れる
・キャッチコピー欄では、まず問題提起→そこから商品により課題解決ができる、という流れで誘導する。
・強調したい部分は、赤文字に黄色の背景。
・「お客様の声」を必ず入れる
・情報を全て入れた後、最終の「申込確認画面」でアップセル(定期コースや本商品の紹介)を狙ったページを導入することで購入率が上がる。
・フォローメールは、お客様の初回申込時間に合わせて配信する。
・件名には「個人名」を入れて無視できなくさせる。
・マージンを成果報酬でも受けてくれる広告営業マンがいたら、信頼できる。
気づき・学び
- それぞれ、広告ならではの「見せ方」があるものの、顧客ファーストで考えられていく点では、営業と大きな違いはない。重要なことは、顧客にどう捉えてもらうように工夫するか。
- お客様の特徴は、いろんなものと「比較検討」すること。まずはハードルを下げて、実際にやってもらうことを意識する。対象が“見込み客”かどうか、区分けがまずは重要。
ネクストアクション
✅各SNSにHPへのリンクを貼り、コーチング申込みについての誘導ページを作る