いよいよ東京2020が閉幕です。
ここまでの17日間の闘いやドラマが、幕を閉じます。
いま、ぼくがこの記事を書いているのは24歳。前回の東京で開催した五輪は1964年。
通常で考えれば、60年ほどの年月を要して再び五輪が東京に戻ってきます。
60年後は84歳。
生きているかもわかりませんね。笑
それくらい、貴重な機会に立ち会うことができ、そして自分が元気なうちに世界トップクラスの技を見ることができました。
最終日も素晴らしいパフォーマンスで、大会は締めくくられました。
Contents
結果:東京オリンピック2020(17日目・最終日)
大会17日目の最終日。日本人選手すべての結果はこちら
メダル獲得者決定種目
7:00 |
陸上男子マラソン
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→結果:大迫選手6位(記録2:10:41)、中村選手62位、服部選手73位
11:30 |
バスケットボール女子決勝
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日本代表 |
→結果:銀メダル獲得!
11:50 |
新体操女子団体決勝2組
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日本代表 |
→結果:8位
12:25 |
自転車・トラック女子オムニアムポイントレース
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梶原 悠未 |
→結果:銀メダル獲得!
〜〜〜
20:00〜閉会式
【注目】今日のワンポイント
マラソン男子、大迫選手が6位入賞を果たしました。
ゴール直前の大迫選手の笑顔。あの顔にすべてが表れていると感じました。
彼は、全てを懸けてこの東京五輪の最終レースに望んだということが強く伝わってきました。
何より、ここまでの準備や過程がとても充実していたからこその笑顔なんだろうな、と。
「勝負はレース前に決まっている」
大迫選手が過去にこのような言葉を残していました。
「レース前、スタートラインに立った時にはすでに勝負が決まっている」
この言葉には「準備の重要性」が込められていると思います。
レース当日のコンディションや体調そのものではなく、当日に至るまでの事前準備。
ここに大迫選手が大事にしてきた“マラソンへの向き合い方や想い”が隠されているのではないかと思うのです。
総括
新型コロナウイルス
COVID-19
前例のない感染爆発が全世界で起こる中、この五輪はスタートしました。
感染が収まる気配はなく、スタンドは無観客、徹底した感染対策、五輪前に起こった関係者の差別発言問題。エンブレムの著作権問題なんかもありました。
開催に先んじて、そして開催後も常に何かしらの問題がつきまといます。
開催には多くの反対の声もありました。
スポーツをこよなく愛するぼく自身の中にも、「大丈夫かな」という不安が合ったことも事実です。
開催されて気がついたこと
でも良かったな、と思えることが何度もありました。
選手たちの素晴らしいプレー、大会に出場した選手からの関係者への感謝の言葉、スポーツの素晴らしさ。
いろんな勇気を与えてくれた、元気を与えてくれたと感謝しています。
いま、多くのアスリートに心からの感謝と敬意を送りたいです。
特に、選手が命を懸けて、人生のすべてを投じて費やしてきたそれぞれの競技に、選手たちに、
それを発揮する場所があってよかったなと思います。
当然、その裏で様々な関係者の苦労や、もしかしたら今大会の開催によって大きな困難を突きつけられた人もいるかも知れません。私たちが知らないだけで。
でもアスリートはそこに感謝し、ここまで準備してきた過程をすべて出しきった。
自分という“人間”を表現しきったのです。
感謝
アスリートの涙、笑顔、言葉、愛、姿勢、熱意、覚悟。
全てに心震わせられました。
やっぱり、スポーツは最高です。
そう思わせてくれたスポーツ、アスリート、大会関係者、医療従事者のすべての方々に感謝申し上げます。
東京での五輪は終わりますが、今後、ぼくは世界各国で開催される五輪に足を運びたいなと感じました。
東京でないなら、世界に直接行けばいい。そう思いました。笑
次への道
次のパリ、そしてブリスベン、冬季五輪だってあります。
楽しいだろうなあ。
世界の人々と、スポーツで熱狂して、お酒を飲んで騒ぐ。そんな世の中がこの先に訪れることを心の底から願います。
そのために、今できることをやることですね。
最後に、ぼくの夢が一つできました。
オリンピアンの“コーチ”として、アスリートをサポートし、そのアスリートに金メダリストを獲得してもらう。
今のぼくの最大の夢であり、絶対に成し遂げたい夢。
2028年にくるブリスベンの五輪。7年後だ。
まずはここに照準を合わせ、最高の人間、コーチ、ビジネスアスリートになることをここに決意します。