自信のつくり方

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Memo

あなたの目的はなんですか? 「人生の目的とは、自分の才能は何か?」「どう生きるのが正解か?」といった内向きの思考ではなく、何をしたら社会はよくなるか、誰の力になりたいのかという、外向きの思考から生まれます。人は自分以外のものを守ろう、助けようとした瞬間に強くなれます。 その目的を遂げるために、自分なりにできることに最善を尽くすことが、自信をつける秘訣です。

あなたがほんとうに大切にしたいものはなんですか? それを貫きましょう。やがてひたむきな自分が好きになります。自分の生き方が愛おしくなります。自分の価値をもっともっと高めて、より多くの人の力になろう、この社会をよくしようと自信がもてます

自信の大きさは、思考(思っていること)が現実化した回数に比例します。つまり、頭で描いている目標を達成した回数が、そのままあなたの自信につながります

高い自己イメージをもった人は、自分のことが大好きでいつも自信にあふれ、何事も積極的に取り組み、次々と成果を出していきます。 一方、自己イメージの低い人は、自分を好きになれず、何に対しても消極的です。はじめる前から、「うまくいきそうにないのでやめておこう」「どうせ、わたしなんか・・・・・」とすぐにあきらめてしまう傾向があります。 自己イメージの本質にあるのは、これまで自分の力で物事を成し遂げてきた体験の数です。高い自己イメージをもつ人ほど、子どものころから数多くの成功体験や突破体験をしています。こう考えると幼いときからレースははじまっていると言えるでしょう

自信に代わる原動力は「願望」や「欲」です。いい意味で欲をもてれば、人は変わります。そしてその結果、必ずいい人生が送れるようになります。

「青木、おれはおまえが絶対にオーダーを取れると思っている。おれが「おまえは絶対にオーダーを取れる」と思う自と、おまえが自分はオーダーが取れない」と思う自信、どっちを信じるのか?答えてみろ」

集まるのは自分の生き方に共鳴した人間

なぜなら退陣しない意識の裏側には、「ほかの誰かに任せるぐらいなら自分がやる。自分がこの会社を守らずして誰が守れるんだ」という強烈な当事者意識が隠されているからです。

「エベレストを登っているときは、目標に向かって歩いているという感覚でしょうか?」 すると三浦さんはこう答えました。 「そうではありません。今、目の前に見えるここを乗り越える。今、ここを乗り越える。ここを乗り越える。この繰り返しによって8000メートルの山を登っていくのです」 人生も登山と同じ。目の前のことに精一杯取り組むしかありません。 一度、目的・目標を定めたら、目の前の課題を黙々と乗り越えていく。 結果はあとからついてきます。

人を思いやる、家族を思いやる、親を思いやる、仲間を思いやる。 すると、不思議と自分の心が解放されていくことに気づくことでしょう。周りの人に感謝して、今度は自分のほうから恩返しをする。お世話になった人に尽くす。するとその人から「ありがとう」と感謝され、あなたの自己イメージは上がります。見返りを期待せず、「自分がやりたいから、やっているだけ」と思えるぐらいの達観した気持ちになることが必要です

もし何も思いつかないのであれば、「挨拶」の徹底を心がけてみましょう。挨拶がしっかりできる企業は、いつ訪れても気持ちのよいものです。しかし、実際は意外とできていない企業が多い。 そういうときこそ、自分が率先して挨拶するように心がける。すると周りの人から評価され、自己イメージも上がり、小さな自信が生まれてきます。 「凡事徹底」

人生の目的を頭に思い描き、将来のビジョン、目標、計画。計画には長期、中期、短期があります。それらを順に見たうえで、最後に今日やるべきことを確認します。 わたしがいつも考えているのは、会社の目標です。売上、経常利益、社員数。どうやったら確実に目標を実現できるのか。ものすごく具体的なことを考えます。「どうしたら、いい人間になれるのか」とは考えません。 なぜなら、目的から達成すべき目標を立てているからです

継続しようとすると必ず失敗します。続けることが目的となり、意思の力で自分の行動を制限しようとするからです。 願望は強い。意思は弱い。意思では、こうしたいという快適感情に負けてしまいます。続ける努力をするのではなく「願望」や「夢」にフォーカスすることが大切です。「自分はどうなりたいか」という理想の姿に焦点を当てて、行動してみてください。願望にフォーカスし続けることができれば、人は変われます。

成功をしている人ほど、人との縁を大切にしている

①わたしは何を求めているのか?わたしにとっていちばん大切なものは何か?わたしがほんとうに求めているものは何か? 【狙い:願望を明確にする】
②そのために「今」何をしているのか? 【狙い:時間やお金の使い方をチェックする】
③その行動はわたしの求めているものを手に入れるために効果的かどうか? 【狙い:主観を絶対視せず、客観的な視点で自分の行動を評価する】
④もっとよい方法はないかを考える。あればそれを実行する

時間にルーズになる。お金にルーズになる。約束にルーズになる。 すると、自己イメージが下がり、積み上げてきた自信も低下します。 ルーズになると、自分の知らないうちに、「わたしはダメな人間なんだ」というマイナスの暗示にかかってしまうからです

いまの自分の行動は目標達成に役立っているか

この選択は理想とする人生に近づくのか、遠のくのかシンプルに考えています。ただ、自分の人生さえよくなればいいかというと、そうではありません。優先すべきは、自分にとって損か得かよりも、自分自身の良心に正直かどうかです。損得で生きることをやめた瞬間に人は強くなります。目的のために生きるのでブレなくなります。

 

得たもの
  • 目的 →目標 →選択で間違いはない
  • 願望は強い。意思は弱い。

 

ネクストアクション
  • 部下ができない、と思うこと以上に自分ができることに自信を持つ
  • 挨拶を自分からでっかい声でする
  • 時間やお金にルーズなことをなくし、自己イメージを上げ続ける

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