世界で活躍するアスリートの取り組み

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こんにちは。MINEです。

スポーツが好きすぎて、このブログではアスリートについての「あれこれ」を発信しています。

 

私がスポーツから得られてきたことは以下のことです。

・心身の健康
・人生の活力
・礼儀作法を学ぶ
・勝利の喜びを知る
・忍耐力が身に付く
・上下関係を学ぶ
・継続の重要性を知る
・たくさんの人と出会う
・ポジティブ思考が身に付く
・生きる上での考え方を学ぶ
・感動を与える、もらう、共有できる
・目の前の人に対するリスペクトを学ぶ
・不特定多数の人に影響を与える力を持つ

こんなにも良いことを得られるものが他にあるのでしょうか。

多少偏見があるかもしれませんが、スポーツは本当に人生を変える力を持っていると思っています。
これはスポーツを「やる」ことに限った話ではありません。スポーツを「観る」ことも「支える」ことにも共通しています。

では、今日はその中でも世界の舞台で闘う選手。その一部を探しにいきましょう。

 

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氷上のスピードスター

平昌五輪で金・銀・銅のメダルを獲得し、団体では姉妹でも出場を決めたこの選手。記憶にも新しいのではないでしょうか。

高木美帆」選手です。専門は「スピードスケート

       (写真:レジュメディア

 

2010年に15歳史上最年少でバンクーバー五輪に出場。
2013年にはソチ五輪の代表選考会で期待されつつも、全種目で5位に終わり日本代表から落選。
2018年の平昌五輪で大活躍を果たす。

若くして第一線で活躍を続けてきたので、順風満帆に頭角を表してきたのかと思う方も多いかもしれません。

ソチ代表選考の落選など、多くの苦労を乗り越えて2018年に花を咲かしました。

その裏側を見ていきましょう。

 

目標設定の重要性

中学3年時に初めて注目を浴びることに。

2010年バンクーバー五輪代表選考会で好成績を残し、
1000m 、1500m、チームパシュートの3競技の代表選考に選ばれたのだ。

その後の世界ジュニア選手権でメダル獲得、優勝を経験する。

順調に思えたが、高校を卒業し、日本体育大学への進学時。このときのソチ五輪代表選考で挫折を味わうこととなる。

このときの心境を高木選手はこう話している。

「(一部省略))落選自体はショックではなかった。悔しいきもちがなかったわけではないが、 他の選手と比べて足りないものが多いことはわかっていた。一番足りなかったのは心の部分。スケートに全てを捧げるという覚悟がなかった。でも、友達と遊んで高校生活を満喫できたので後悔していません。

代表の落選が挫折、と表現したが、本人はそう感じていなかったのかもしれない。
次の2018年のエネルギーに、準備期間にするため、
今しかできない学生生活にも全力を注ぐ。日常を満喫したことがスケートへの想いを一層強くしたように感じる。

 

ソチ後にはスケート大国オランダに招待され、練習を積んできた。

そこで「オランダ式コーチング」に出会う。
筋パワー、スピード、タイム全てを数値化して、現状の力を把握できるようにした。

これにより、平昌までの期間、毎日目標を設定して取り組み、一段ずつ駆け上がってきた。決して一段とばしをしたわけではない。
目標は「頑張れば手が届きそう」なところに設定する。毎日、自分の限界を少しだけ超えていく作業だ。

これを4年間繰り返した結果が、平昌五輪で金・銀・銅のメダルを獲得につながる。
この結果が「才能」という表現はあまりにも似合わない。

 

無心の時間

「目標に固執しない。」

毎日、自分との戦いを続けてきた選手にとって、意外な表現でもあるかもしれない。

日々のルーティンをこなしていく中では、好不調がどうしても出てくる。体調によって、その日の目標が達成できないことも当然出てくる。
しかしそこで達成できなかった事実に落ち込むことはない。
そこで得られた「気づき」を大事にしているのだ。

練習後に部屋に戻り、ノートにポイントを書き込む。
それを翌日の練習に生かす。

 

また、集中力の欠如を感じた時には意識していることがある。

思い切って「スケート以外」のことに没頭する時間を作るのだ。

高木選手はそういう時にジグソーパズルに取り組み集中力を高める。
一流の選手は皆共通して、競技以外に楽しめること、リフレッシュできることを知っている。

何よりその時間の重要性を理解しているので、一見勇気のいる行動ではあるが、
積極的に取り組むことができるのだろう。

 

〜著者の視点👀〜

野球のイチロー選手はあるインタビューでこう言った。
「成果は苦労を伴ってだすべきであるし、そうでないと出ない」

まさにスピードスケーター高木美帆、この選手も大変な苦労を乗り越えって世界トップスケーターになった一人だ。

彼女の向上心の高さ、そして20代前半という若さで自分のことをよく「知っている」ことに驚きました。

自分について理解しているからこそ、
不調時の調整法も熟知している。

最も感じたことは、他の選手と比較しないこと。常に過去の自分と比較してどうなっているか、
思い描く未来の自分と比較してどれだけがギャップがあるのか。

それらを「可視化」することで前に進んできた印象だ。
日々成長する、とはこのことなんだと思う。

今後に大きな期待がかかる。

 

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