こんにちは。
みなさん、「飲み物」は生きていれば絶対に飲むと思うのですが、
何を好んで飲みますか?
私は圧倒的にコーヒーが好きなんです。
このブログではコーヒーへの愛も込めて、その素晴らしさを発信していこうと思います!
コーヒーは豆の種類のバリエーションの豊富さや香り、カフェイン効果など、
私たちにとって有益な力をもたらしてくれます。
その魅力を語ればキリがないほどですが、
今日はその日々恩恵を受けまくっているコーヒーの源流、
川上の部分について記します。
Contents
実情
コーヒーのもとについて、あまり考えたり、調べることは少ないのではないでしょうか。
知っていますか?
コーヒーの素であるコーヒー豆の原産地が想像以上に貧困なことを。
今やコンビニでも気軽に購入でき、
私たちの社会にはコーヒーの存在が当たり前になっています。
実際にコーヒーの貿易市場での取引量は
世界で2位になるほどの人気ぶりで、
特にヨーロッパでは目覚めのコーヒー1杯がないのはありえないという国の人もいます。
それだけ需要があり売れているのならば、
当然原産地も潤っているだろうと思います。
しかし現状、「貧しくなっている」というのが事実です。
コーヒーの価格は急落し、
その分農家へのリターンも小さくなっています。
コーヒー価格が急落しても劇的に生産量を増大させることができるわけでもなく、
農家は厳しい状況を強いられ続けています。
解決のために
コーヒーは豆をバイヤーが買い取り、
それを別の業者が買い、焙煎のバイヤーが買い、小売のバイヤーが買い、、
私たち消費者の元に渡るまで、合計約6度の取引を踏んでいます。
6度というのは驚くべき回数です。
この取引の間には企業が不正な利益を確保して、甘い蜜を吸ってる一方、
原産地ではますます貧しくなっていく、という状況が作り出されている事実があり得ます。
これらを解決するためにはこんなことが必要ではないでしょうか。
・貿易価格を適正にする。
・業者間の取引をできるだけ減らす。
・消費者はフェアトレード製品を積極的に選ぶ。
エチオピアを例に出すと、通貨は「ブル」を使用しています。
コーヒー豆1キロに対して2〜3ブルほどの値段で取引されます。
1ブルは約3円。(2020年5月8日現在)
コーヒー豆1キロで9円ほどの収入です。
(現在の相場は多少変動しているかもです)
数字を見ればその深刻さは容易に想像できると思います。
現地の農家はこれが5ブルになれば生活は大きく変わる、と言っています。
2ブルほどの値上がり。6〜7円です。
これが実際に消費者に渡るときにどれだけの相違が出るのかは分かりませんが、
何とか農家の方々へ、6〜7円の支援はできそうじゃないですか?
他の世界では?
今回学んだコーヒー産業の事実は、
コーヒーに限った話ではなく、
世界中の産業に潜んでいることだとも思います。
情報社会の発展で世界が近くなったいま、
確実にできることはあります。
私たち民の一人ひとりができることも当然あるのですが、
大きな影響力を持つ人たちがいます。
その人たちを選ぶのは国民ですから
「世界」や「未来」に目をむけられている政治家、
国の代表を選ばなくてはいけませんね。
選挙に行こう。
適当な人に国を、世界を任せるわけにはいかない、そう思っています。
少し話がずれましたが、コーヒーの現状を知って、
少しでも1杯のコーヒーを貴重に思っていただいたら幸いです!