孤独を味わった男の成長を描く【映画vol.8】

Movies

こんにちは。

「愛」について考えていますか?
この映画を見て、人を愛すること、愛されることを再考しましょう。

 

『ムーン・ライト』

監督:バリー・ジェンキンズz
指揮:ブラッド・ピッド
制作:2016年 米
上映時間:111分

 

Contents

概要

マイアミの貧困地域に生きる少年が成長する姿を描く。
幼少期・少年期・青年期の3つの時代の人生を追っている。

母親はドラッグ常習犯、学校でのいじめ、同性愛による悩みなど。
悩みや困難を経験しながら少年が青年へと成長し、その変化をみる。

 

いじめと愛

決して恵まれた家庭とは言えない環境。
子供は親を選ぶ事はできない。十分な愛を受けることができなかった。

愛は受けることで知ることができる。

それを知ることができなかった男の子は世の中にもたくさんいる。

どうやって育っていくかは、やはり環境が大事なのだ。
しかし学校でもいじめを受けることになれば、その子の拠り所はどこにあるのか。

彼には一つだけあった。

 

孤独と悩み

少年期には多少「反抗」の心が芽生える。自分の意思を明確に表現するようになるのだ。

やりきれない想い、人への不信。

ここでも孤独を感じ続けた男がどう育つのか。青年期の変化に注目してほしい。

人に振り回されない人生。
あくまでも他人は他人。孤独に打ち勝つ心。

 

〜著者の感想〜

印象的なシーンは青年期に母親と出会ったときだろうか。

その時に母親が発した言葉に、青年は様々な想いを感じたに違いない。

 

私は、子供が「愛」を受けて育つ事は何よりも大切な事だと感じている。
この映画で母親が最後に言った言葉にも現れている。

世界中の子供が愛を受けているかという問いには、ノーが出る。

しかしなんらかの事情があって、親から愛を感じることのできなかった子供は、
他から愛情を受け取る必要がある。

その環境やチャンスを用意することが大人の役割の一つでもある。

 

私たちはまだまだやることが山積みだ。

 

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