こんにちは。
この映画を見ることで得られたもの
・本当の平等とは何か
・本当の気遣いとは何か
・本当の支え合いとは何か
・本当の思いやりとは何か
ではいきましょう。
『最強のふたり』
監督:エリック・トレダノ
主演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー
制作:2011年
上映時間:113分
Contents
メモ
車いす生活の大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)と介護者として雇われた黒人青年ドリス(オマール・シー)の実話に基づく物語。様々な困難を乗り越えて友情を結んでいく。
オマールは生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。育ち、経済力、人種すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんで…。
対照的なふたり
大富豪であるフィリップ
→・慎重
・冷静
・素直
・頭がきれる
貧乏人のドリス
→・大胆
・熱い
・本気
・ストレート
この正反対のタイプの二人が織りなすコンビネーションが見事。
ドリスは人を地位や資金力で差別しない心を持ち合わせている。肌の色も関係ない。
フィリップにはそれが新鮮だった。=最も信頼することができた。
気遣い
二人は自分らの持っていない能力を完全に補い合った。
そしてお互いをよく理解した。理解しようとするから、相手の気持ちもよく理解した。
お互いを尊重する姿勢。これが重要。
自分はどれだけ人を理解できているだろうか。
自分と正反対の人と仕事をしたら面白い発見があるのではないだろうか。
本当の平等
差別のない世界とは?本当の平等とは?
自分たちは世界のどこにいてもそのような差別は受けることなく
過ごしていけるのだろうか。心のどこかで他人を見下していないだろうか。
違いに偏見を持ってはいないだろうか。
ドリスは人に好かれた。それは誰に対してもオープンに接する。そこに壁は一切ない。
本当に人への態度に変化がないから信頼できる。
〜著者の感想〜
なぜこの二人が最強なのか。
お互いの凸凹を完全に補い合ったからだと思います。
互いを尊敬し、正面から向き合った。
ドリスにこの行動ができたのは、過去に自分が受けてきた経験もあったのかもしれません。
「仕返し」ではなく、「同じことを繰り返さない」ことを選択したことが、
素晴らしいことだと感じています。
心が強く、そして透き通っている、と感じました。
この映画は人との向き合い方、接し方、思いやりなど、
多くのことを教えてくれるでしょう。